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スキンダイビングのコツは?潜り方や姿勢、上手く安全に行う方法

2019年6月28日(金)

こんにちは!沖縄のシュノーケリング&SUPショップ「SEA JOY」です!

 

酸素ボンベを使うことなく、自由に水中世界を楽しむことができる「スキンダイビング」。

 

挑戦してみたいけどよくわからない、というお客様も多いようです。

実はスキンダイビングはメンタルの影響を受けやすく、不安が強いと息が長く続かなかったり、パニックになってしまったりすることも。

 

今回は、スキンダイビングの基本から安全に行うコツまでしっかりご紹介。

不安解消に役立ててくださいね!

スキンダイビングの様子と海中の魚

 

 

スキンダイビングの基本装備や耳抜きのコツ

スキンダイビングは酸素ボンベ無しで潜ることから、簡単な装備で気軽にできるものと思われがちですが、安全に行うためには正しい装備、必要な技術の習得が重要です。

 

基本の装備に対する適正な揃え方、潜る前に知っておくべき耳抜きのコツについてご紹介します。

 

 

スキンダイビングの基本装備

必要なのは「ウェットスーツ」「シュノーケル」「フィン」の3つで、シュノーケリングのときに使う道具とほぼ同じです。

 

深く水中に潜るスキンダイビングにウェットスーツは必要ないと思われがちですが、体温の保持と浮力の確保、ケガの防止や日焼けの予防のために着用します。

 

ただし、ウェットスーツを着用すると浮きやすくなってしまうので、ウエイトと呼ばれるおもりが必要です。

ウエイトはベルトのように腰に装着するもので、左右の同じ位置に鉛のおもりを通し、バックルで留めます。

ウェットスーツの厚みが3mmの場合は1~3kg、5mmの場合は2~4kgくらいが適正だと言われています。

目安としては、フィンを使わずに立ち泳ぎで楽に水面に留まれるくらいがベストでしょう。

 

フィンは「柔らかく、よくしなるもの」がおすすめです。

硬くて幅の大きいフィンは水の抵抗を受けやすいので向きません。

 

 

絶対に知っておくベき「耳抜き」のコツ

水圧によって耳の内外の圧力が変わり、鼓膜が破れたり傷んだりしてしまうのを防ぐために、耳抜きは必須の技術です!

 

鼓膜が破れると平衡感覚を失い、浮上しているつもりなのに、実は横や下に泳いでしまっているということもあるのです。

命の危険につながる可能性もありますので、耳抜きは確実にマスターしましょう。

 

耳抜きの方法にはいくつかありますが、簡単に行うコツはマスクの上から親指と人差し指で鼻をつまみ、口を閉じて耳に空気を送ることです。

「ぽこん」と耳から空気が抜けていくような感覚がつかめると思います。

片方の耳しか抜けなかったときは、抜けていない方の耳を上にしてもう一回やってみます。

1m潜るごとに行うと安心です。

 

 

 

スキンダイビングを成功させるコツ!上手に進む方法

スキンダイビングの基本を押さえたら、次は上手に水中へ進むコツについて解説していきます。

 

潜り方の基本・ジャックナイフのコツ

ジャックナイフをしている様子

体を水面で直角に曲げてから水中に潜っていく姿勢が、ジャックナイフに似ているということからそのように呼ばれています。

 

【ジャックナイフの方法】

1.海底を見た状態で水面に浮く。視線はおへその下から海底に向かったところに落とす

2.大きく息を吸い、視線を海底に残したまま、腰を曲げて体を直角にするように曲げる

3.逆立ちをするように、足をまっすぐ上に向ける

4.足の重みで水中に沈むので、足が沈みきるところで海底に向かってひとかきする

5.耳抜きをしながら潜る

 

ジャックナイフのコツは、しっかりと頭を入れ込むことです。頭がきちんと真下に入っていないと上手く潜れません。

海底に目標物を定めて潜っていくのもいいでしょう。

フィンを動かすのは、足が水中に入ってから!

足が海面に出た状態で動くと、バシャバシャと水面を蹴ってしまうだけで深く潜れませんよ。

 

 

泳ぐ姿勢・フィンの動かし方のコツ

フィンキックの様子

水の抵抗を小さくするほうが体にも負担が少なく、長く息が続きます。

初心者の多くは上体が起きやすいため、注意が必要。

これは周りの状況が気になる、インストラクターの姿を視野に入れておきたい、という理由から起こりやすくなります。

上体が反ってしまうとその分、水の抵抗を受けやすくなります。

体は水平にし、周りの状況を確認するのは3~5秒に一度にしたり、視野の端の方で捉えたりする程度に留めましょう。

 

フィンもバタバタさせると水の抵抗を受けやすく、体力を消耗しやすくなります。

腰から足のつま先にかけてしなやかに動かすイメージで、キックは振れ幅を小さく保つとよいです。

 

沖縄のシュノーケリング&SUPショップ「SEA JOY」ではスキンダイビング(素もぐり体験)のコースもあります!

他グループとの同行がない完全貸切制なので、初心者の方も安心♪

ジャックナイフのコツやフィンキックのコツを、実践を行いながらレクチャーしますよ!

 

 

 

スキンダイビングでよくある失敗とは?

潜水する様子

スキンダイビングで多い失敗や注意点、安全面で気を付けることについてお話します。

 

ウエイトはすぐ脱げるように練習する

何らかの理由で急浮上したいとき、ウエイトを付けていてはすぐに浮上できません。

ウエイトはすぐ脱げるように練習しておきましょう。

脱着がスムーズになるよう、ウエイトのベルトの端が長く出ていても折り曲げたり結んだりせず、ぶらりと垂らした状態にしておきます。

いざというときは、ためらわずに外しましょう!迷っている時間はありません。

 

 

息が苦しくなっても焦らない!

実は、「息が苦しい状態」と「体の中の酸素が無い」はイコールではありません。

息が苦しくなる理由は、血中の二酸化炭素濃度が上がるからです。

「息が苦しくても酸素は残っている」ということを常に頭に入れておきましょう。

焦ったり不安になったりすると、脳は一気に酸素を使ってしまうので、パニックにならず落ち着くことが大事。

楽しくゆったりとした気持ちで泳ぐと、脳もリラックスし、息も長く続くようになりますよ。

 

 

コツを掴んで安全に楽しくスキンダイビング!

スキンダイビングは、より自然なスタイルで水中を楽しめます。

基本の泳ぎ方や安全面での注意を頭に入れて、楽しくゆったりとした気持ちで臨んでくださいね。

 

・必要な装備は「ウェットスーツ」「シュノーケル」「フィン」。ウエイトは適正のものを使い正しく装着します。フィンは細く、しなやかに動くものが向いています。安全のためにも耳抜きは必須です。事前に練習しておきましょう。

 

・深く潜れる基本的な泳ぎ方「ジャックナイフ」。頭を海底に向かってしっかり入れ込み、体を一直線にすると、足の重みで自然と潜っていけます。フィンは腰からつま先にかけて一体となって動かすイメージで、振れ幅を小さくすると水の抵抗が小さくなります。

 

・安全対策は万全に!ウエイトの外し方はマスターしておきましょう。いざというときはためらわずに外してください。息が苦しくなっても酸素は残っています。パニックになるのが最も危険なので、不安になり過ぎないようにしてくださいね。

 

沖縄でスキンダイビング体験(素潜り体験)をするなら「SEA JOY」へ♪

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